3. 日々、数を使って考える事の力

2022・10・12 日々、数を使って考える事の力

2022・10・12 日々、数を使って考える事の力

20世紀を代表する天才学者アインシュタインの脳画像が解析され、普通の人よりもかなり大きい「1230グラム」であると判明しました。アインシュタインは、幼少期は言葉が少なく自閉症の疑いで、学校では教えてもらえず、お母さんが彼を教育したことは有名です。その彼の脳が人よりも大きい要因の一つが「日々、数を使って考えることをしていたから」といわれています。その為、数を処理する脳の「下部登頂皮質」という場所が、普通の人よりも大きかったと、記事を読んだことがあります。

息子が「1、2、3」と数字を数え始めた時、それをきっかけに、「とけい」や「時刻表」などに興味を持ちだしました。そこで、あらためて数字と向き合ってみた時に、数自体は、抽象的な概念ですが、順番や、単位、また個数を意味したりと、数字のもつ世界の広がりや魅力を実感しています。

今、国力としても、数学力が高ければ高い程、国内総生産も大きくなる傾向があり、ある国際機関においても、数学力を重視して、各国の数学的リテラシーを調べているとも聞いた事があります。先のアインシュタインは、幼い頃からバイオリンをひいていて、弦を指で動かしていたことも脳の活性化につながったと言われていることから、数字と指を一緒に駆使するそろばんも、脳の発達に寄与する部分が今後解明されると期待しています。