2022・12・12 NHK連続ドラマ「あさが来た」で紹介されました！
2022・12・12 NHK連続ドラマ「あさが来た」で紹介されました！
「この世界を良くするには女性の柔らかな力が必要なのです。」これは、朝ドラ史上視聴率一位を誇るNHK連続テレビ小説「あさが来た」のモデルとなった広岡浅子さんの残した言葉です。脚本家は、まさに今の時代にぴったりの言葉であり、このメッセージを視聴者に伝えたかったと語っています。ヒロインあさは、幕末の激動の時代を戦い抜いた女性ですが、あさが女性ならではの戦い方を貫く事ができたのは何故か？それは彼女がとても広い方面に愛情を放っていて、家族や仲間を飛び越えて、社会という単位で幸せを考えられる人だったから、と紹介されています。そして、あさに影響を与えたお母さんが、あさを応援する時に言うのが「柔らかい心を忘れずに」だったそうです。この言葉を力に、あさはたくさんの夢や希望を広げていくのですが、その心の機微とそこから生まれる行動の中に、学ぶものがありました。
あさを象徴するアイテムとして「赤そろばん」が登場します。幕末期のそろばんで上段に２個、下段に5個の大きな球がある天二地五という最も古いタイプのそろばんです。豪商に育った女性が身に付けた教養の一つであるそろばんが、歴史の中でどのように重要な役割を担ってきたかが示されています。
そして、嬉しいことに、番組の最後に「そろばん普及会」の写真を紹介していただきました。わたしたちも、あさのような「柔らかい心」で、子どもたちにそろばんを教えていきたいと思います。